ソレイユルヴァン2017/
Soleil Levant 2017
〜花束のようなセゾンビール〜
3月27日(月)発売開始
ご予約受付中 / 20L Keg, 330mlボトル
そもそもソレイユルヴァンはブラッセルズ30周年を記念した一度限りの限定醸造でした。しかし、ありがたいことに多くのお客様から「また飲みたい!」のお声をいただき(なんとベルギー現地ではベルギー&日本の架け橋として安倍首相にも振る舞われました!)、どうにかしてまたソレイユルヴァンを輸入したい!と思いはじめました。そこでまずセバスチャン(BBPの創設者の1人)に話を持ちかけたところ、二つ返事で「またソレイユルヴァンを造ろう!」と返ってきました。意外でした。BBPはコラボビールは2度と同じものは造らないというポリシーを持っていることを知っていたからです。
新しいソレイユルヴァンの話が具体的になっていく中で、セバスチャンが「ソレイユルヴァンはベルギーと日本を繋ぐ架け橋の第一石で、ここから1石ずつ積んで大きな架け橋を造りあげたいと思っているんだ」と言っていました。この繋がりのうえに積み重ねていくためにも、別のビールではなく「ソレイユルヴァン」の名前は残したいというのが彼らの希望でした。そこにブラッセルズからのアイデアとして「同じものを造り続けてもBBPらしくない。これからも造り続けていくのなら、スタイルのセゾンは変えずにレシピを変えてみよう」が重なりました。
セバスチャンは、このビールを楽しみにしてくれている日本の皆さんに向けてとコメントも残してくれました。「ソレイユルヴァンは日本の友達への感謝を表したギフト。橋を繋ぐための第一歩でもあります。これからも春の訪れをお祝いするビールとして日本のために醸造していくよ!毎年ね。」
彼らと話をする中で、ソレイユルヴァンにも、この後登場する京都醸造×BRUSSELS BEER PROJECTコラボビール「Zenith Zest/ゼニスゼスト」にも共通して使うキーワードがあります。「Heritage(未来に残すべきもの)」。BBPのコンセプト「Co-Creation(共創)」が宿った、人々との繋がりや思いの詰まったビールです。
2度目となる2017年は、エルダーベリーの花、ジャスミン、ポピーを使用。去年はお祝いの意味を込めて、華やかな香りに特徴を持つ花を選びました。今年は春の訪れを感じながら木漏れ日の中で飲みたくなるような、セゾンにマッチして優しくふわりと香る花を選びました。
ソレイユルヴァンのエッセンスはそのままに、セゾンイーストのドライさやスパイシーさに花の優しいアロマが広がります。花の変更にあわせて、ホップも変更しています。セゾンイーストの醸し出すそのスパイシーさと花の特徴を活かすために、柔らかくフルーティーなホップを選んでいます。
セゾンらしい酸味とドライな仕上がりでありながら、花のキャラクターを感じるフラワーセゾンになりました。
四季のめぐりを大切にする日本人の感性をもったベルギービールです。是非、春の訪れを感じながらお楽しみください。
ABV:5.5%
IBU : 37
モルト:ペール、ピルス
ホップ:マグナム、ハラタウブラン、シムコー、ヘルスブルッカー
スパイス:
エルダーベリー、ジャスミン、ポピー