トゥミチュバ / Tu Mi Turbi
スタイル:ウィートダブルIPA
ABV: 7.1%
IBU:80
ブラッセルズビアプロジェクト(以下、BBP)では「#EXPシリーズ」と題して、ホップや副原料の実験に取り組むビールを造り続けています。(EXP=Experienve=実験)今回のトゥミチュバは#EXP0021にあたり、現地でお客様の反応がよかったため、再醸造→名付けがされました。
名前はイタリア語。英語にするとyou are trouble(悩み/頭痛の種)の意味。BBPにいるイタリア人スタッフ発案で、イタリアの男性は奥さんや彼女のことを「Tu Mi Turbi(悩み/頭痛の種)」と呼ぶそうで、しっかりとした苦味とその余韻を頭痛の種になぞらえたそうです。(女性の皆さんすみません。。)
スタイルはウィートダブルIPA、ホップはアメリカ産2種(ウォーリアー&シヌック)に加えて、ソラチエースを使用。アメリカ産ホップでで強い苦味とスパイシーさを、ソラチエースで花やレモンの様なフルーティーなアロマを加えています。ソラチエースはゲラン酸を多く含むことが特徴ですが、単体では香りが弱く、他のホップの苦味成分(α酸)と混ざることで香りが引き立つこともわかっています。
ダブルIPAらしいしっかりとした苦味、スパイシーさとフルーティーなアロマ、苦味メインのIPAを好まないヨーロッパ人の嗜好にあわせ、小麦も使用することで全体をまとめています。強い苦味を持ちながらも、飲み飽きないダブルIPAです。